働き方改革・ハラスメント対策

社会から選ばれる会社になるために、「働き方改革」を実行しましょう!

「働き方改革」という言葉をニュースや新聞等で見かけることが多くなってきました。
この動きに合わせて、社内で働き方を見直していこうといった企業も増えてきています。
そうした企業の中には「働き方改革=残業を減らすこと」といったイメージをもっているかもしれません。
しかし、本当の働き方改革は、もっと幅広い分野への取り組みをすることです。視点を広く持つ必要があります。
社会保険労務士の中でも、労働法に強い社労士に相談することが、重要になってきます。

「働き方改革」とは 意識改革です。

私どもが考える働き方改革は
 社員が働きやすい職場環境を整備し、社員区分ごとに適切なキャリア支援を行うことにより、
 (社員の「働きがい」を支援することにより)
 社員のスキルアップ・モチベーションアップを図ることで
労働生産性を高め、企業の業績アップを目指すための「人材活用戦略」であると考えています。

「働き方改革」を実行するための提案したい、人事労務管理の視点での10のテーマ

①多様な働き方の整備:社員区分の見直し
②非正規社員の待遇改善:パート社員の均等均衡待遇実現
③女性の活躍促進:えるぼしの取得
④高齢者の就業支援:定年・再雇用寝例の延長
⑤若者の雇用促進:ユースエール取得
⑥育児と仕事の両立支援:くるみん取得
⑦介護と仕事の両立支援:トモニン取得
⑧長時間労働の是正:労働時間マネジメント認証制度導入 労働時間管理体制の整備
⑨ハラスメント対策:ハラスメント対策企業認証の取得 意識調査・社員研修
⑩人材開発・キャリア支援 : 教育体系の整備

職場のハラスメントは、企業の成長を阻む要因です。うつ病対策にもつながります。

セクハラ・パワハラ・マタハラなど、○○ハラという言葉が今では35から40近くあります。
SNS等ネットへの書き込みや口コミですぐに情報が広がり、風評被害を受けてしまうことも珍しくありません。
何より、職場の環境悪化は社員のやる気を阻害し、業務の運営に影響を及ぼしかねません。
このような事態に陥らないように、事前の対策を十分に施すことが企業として急務です。
そして、万が一発生した場合には、素早く対応をし、快適な職場環境の保全を心がける必要があります。

ハラスメント予防(ハラスメント対策企業認証の取得)により得られる5つの効果

①体制確立:社内のハラスメント防止規定・ガイドラインの策定
②危機感の共有:ハラスメントが起きたときのリスクを共有できる
③基礎知識の理解:ハラスメントが職場にもたらす弊害を学習し、対応できる
④能力発揮:多様な個人の能力発揮につながる
⑤企業の成長:企業の健全な運営と成長のためのハラスメント対策推進ができる